- 人に質問するのが怖いんだよね。
- こんなこと聞いたら出来ないやつって思われそう
- でも聞かないと分からないし…どうしよう…
ブログでも会社でも、人に聞くのが怖いものですよね。
でも、質問しないと前に進めないことは自分が一番よく分かってるもの…。
プライドが高くて人に聞けない…でもなんとか克服したい!
実は、少し考え方を変えてみると、プライドが高くても怖がりさんでも遠慮なく質問することができるようになるんです♪
今回はプライドが高くて人に聞けない時に怖さを乗り越える方法を、私の実体験も交えて詳しくご紹介します。
人に聞けない原因はプライドの高さ
分からなくても聞けない人の9割はプライドの高さが原因です。
プライドという言葉には『誇り』と『自尊心』という2つの意味がありますが、今回は『自尊心』の方ですね。
日本に生まれた私たちは、今までの経験で『周りと比べて自分の評価を決める』という癖がついているものです。
学生時代からそうでしたよね。
体育祭では周りの人と比べて運動神経がいい人が注目されて。
外見も周りの人が「あの人かっこよくない?」「可愛くない??」って言われて人からの評価が高い人がモテました。
勉強も他の人と比べて点数がとれたかどうかで評価が決まります。
そういう意味では、常に人と比べられて評価される学校という環境は割りと残酷だと思います。
しかも家に帰れば、家族からも
ひなちゃんは剣道部で優勝したんだってね。
萌子ちゃんは今回も成績Aだってよ。あなたはCだけど大丈夫?
と、やっぱり他の人と比べられます。
そりゃ、無意識に「他人の目から見た自分の評価がどうか?」が気になるのも当たり前ですよね。
プライドが高くて失敗が怖いから聞けない
人の目を気にする=自分ができないやつだと思われたくない。
そういう自分を守るためのプライドが高くなっていった結果、どんどん人に聞けなくなっていきます。
私もそうでした。
- こんなことも分からないの?って思われたら、かっこ悪いな…
- 自分で調べたの?って怒られたら怖いな。
とか、そうやって思ってました。
でも本当は自分ができる奴だと思われたいだけだったんです。
さらにプライドを砕かれる一言…
それでも、正直質問しないといけない場面が出てきます。
それがアルバイトや会社員など誰かに雇ってもらって働く時です。
会社には決められた手順がありますし、雇ってもらう以上そのルールに沿って仕事を進めないといけない。
だから分からない時に先輩に聞くと、返ってくる言葉がコレです。
そのくらい自分で考えてよ。
この一言で、ただでさえプライドが高い私たちの心がポキッと折れます。
でも、いつまでも人の目を気にしていたら自分がツライだけ。
ここからは、同じようにプライドが高くて人に質問するのが怖かった私が、
怖くても「いや、聞いてみよう!」と思えるようになった考え方と実際にやったことをお伝えします。
怖さを乗りこえた時に私がやったこと3選
人に聞くことの怖さを乗り越えた時に私がやったこと3選はこちらです。
- 私たちは天才なの?と考えてみる
- 聞かないでできるなら先生業はなくなってると考える
- 絶対に1つは質問する
もうちょっと具体的に解説していきますね!
私たちは天才なの?と考えてみる
質問することが怖くて、なんでも分かったふりをしていた時。
師匠に言われて刺さりまくった言葉があります。
それが「ちっぽけなプライドを守って結果が出せるほどあなたは天才なの?」です。
結論、天才じゃありませんでした。普通のアラサー女子でした。
こんなことも分からないの?って思われたら、かっこ悪いなとか、自分で調べたの?って怒られたら怖いなとか。
言われたら「あ、もうちょっと調べればいいのね」って反省すればいいだけです。それで終わり。
相手は八つ当たりしてきたりタイミングがちょっと悪かっただけ。
質問しただけで「こいつ出来ない」って思われることの方が少ないんですよね。
それに、今頃「言い過ぎたかも」って反省してるのは相手の方かもしれません。
それだけなのに、人に聞かないでいいんですか?
自分で考えてもできないから、次第に手が止まって。
手が止まるから結果も出なくて、だんだん不安になって負のループに突入するんですよね。
聞かないでできるなら先生業は廃業してる
人に聞かないでできる天才ばかりなら、先生業はとっくの昔に廃業してます。
独学だけで自動車免許が取れるなら自動車学校はいらないですし、
参考書と赤本だけで難関大学に合格できるなら塾はいらないんです。
極論を言うなら、勝手に勉強するだけで読み書きも計算も道徳もできるなら学校だっていらないですよね。
でも、そうじゃない。
どれだけ自分で頑張って勉強しても、人に教わって初めて分かることばかりなんです。
それに教わらないで全部手探りで答えを探してたら時間がいくらあっても足りません。
だからプライドが高くて人に聞けないとか、人に聞くのが怖いとか、そう言ってる時って逆に自分を苦しめてると思うんです。
それは人の目から見てどうとかを抜きにして、聞けない=成長が遅くなるので、本当にできないヤツになっちゃうから。
絶対に1つは質問する
「やっぱり質問した方がいいよね!」と確信した私が壁を破ったのは、1つのセミナーや勉強会で絶対に1つは質問するマイルールを作ったからです。
別になんてことないことでも1つは質問します。
・これはどこで買いましたか?
・疲れをとるためにやってることはなんですか?
とか、本当になんでもないことでも聞いたりします。
最初は怖いですよ。
心臓バクバクですし、返ってくる回答が怖くてちょっと震えてました笑
でも、こういう恐怖って回数を重ねれば慣れるんです。
それにいくらこっちがドキドキして質問したところで、回答が帰ってきて「ハイ、終わり」なんです。
自分の疑問も解決して、なんなら「実は私も聞きたかった!」って人があとからたくさん質問し始めたりして。
ちょっとヒーローになったような気持ちになります。
まとめ
プライドが高くて人に聞くのが怖い時に、私が乗り越えた方法と考え方をご紹介しました。
人の目を気にするのはしょうがないことですが、いつかは乗り越えないといけないですよね。
ぜひ明日から今日お伝えしたことを1つでも実践してみてくださいね!
怖いのは最初だけで、慣れてくると「質問しないとソワソワするな…」なんて状態になってくるので(^^)