- 万が一のためにブログのバックアップ方法を勉強したい
- BackWPupプラグインってどうやって使うの?
- いざという時に復元方法も知っておきたい!
大切なブログを守るために、バックアップは欠かせませんよね!
でも、実際にどうやってプラグインを設定すればいいのか困ってしまう人も多いはずです。
復元方法も知っておかないとマズイよね…!
プラグイン「BackWPup」はボタン1つでバックアップも復元もできる優れものなんです。
今回はBackWPupのインストールから復元方法までを、動画つきで詳しくご紹介します。
BackWPupでどこまで復元できるの?
プラグイン「BackWPup」では、サイトの復元に必要なデータを全て保存することができます。
もう少し具体的にご紹介すると・・・
- WordPressファイル
- 画像、テーマ、プラグインなどのデータファイル
- データベース
- 記事の文章、カテゴリ、コメントなど
こちらの両方のデータを、定期的に自動でバックアップしてくれるんです。
私や周りのブロガーさんでバックアップをしたケースがこちらです▼
コードの書き換えに失敗してサイトが真っ白になった!
インストールしたプラグインと相性が悪くて表示が崩れた!
不正アクセスされてサイトがめちゃくちゃにされた…
このように小さな不具合から大きなトラブルまで、誰にでもバックアップが必要になる時が訪れます。
そんな時に備えて、プラグイン「BackWPup」を使った簡単なバックアップの方法をお伝えしていきますね!
BackWPupとUpdraftPlusって何が違うの?
WordPressブログのバックアップと聞くと、BackWPupとUpdraftPlusの2つがオススメされています。
両者の大きな違いは3つあります。
違い | BackWPup | UpdraftPlus |
---|---|---|
バックアップの時間指定 | ○ | × |
バックアップデータの自動削除 | × | ○ |
バックアップ復元の機能 | × | ○ |
UpdraftPlusでは時間の指定はできませんが日にちの指定はできるのでご安心ください。
また、UpdraftPlusにはプラグイン内にバックアップデータを復元する機能が備わっています。
一方でBackWPupはバックアップデータを取得して保存するまでのプラグインなので、復元作業は手動で行う必要があります。
ちなみに、どちらも使ってみた筆者の感想は、「バックアップの復元が簡単なのでUpdraftPlusの方がオススメ」です。
ボタン1つでバックアップの復元が出来るのは本当に楽です♪
ただWordPress自体がダウンしてしまうとどちらも手動で復元する必要があるので、あとは相性次第ですね・・・!
【画像つき】BackWPupの使い方
ここからはBackWPupの使い方をご紹介していきます。
必要な手順は大きく分けて4つです。
- BackWPupプラグインをインストールする
- WordPressファイルのバックアップ設定をする
- データベースのバックアップ設定をする
- 手動バックアップを取っておく
まずはプラグイン「BackWPup」をインストールしていきましょう。
WordPress管理画面にログインして、プラグイン>新規追加を選択します。
インストールが出来たら次に出てくる「有効化(Active)」もクリックします。
ここまででプラグイン「BackWPup」のインストールは完了です!
続いて自動バックアップの設定をしていきましょう。
自動バックアップの設定方法
BackWPupのインストールが終了すると、ダッシュボードに「BackWPup」の項目が表示されます。
BackWPup>新規ジョブの追加を選択します。
ここからはWordPressファイルとデータベースのそれぞれのバックアップ設定を進めていきます。
WordPressファイルのバックアップ設定
WordPressファイルは週に1回のバックアップスケジュールで設定を進めていきます。
画像データも含んでファイルサイズが大きくなるので、週に1回程度にした方が保存先の容量を圧迫せずに済みます!
「一般タブ」を選択して、下記の項目を設定しましょう。
このジョブの名前 | 任意の名前 例:WordPressファイル |
このジョブは… | ファイルのバックアップのみに☑ ※他に☑が入っていたら外してください。 |
バックアップファイルの保存方法 | Dropboxにバックアップに☑ |
ログの送信先メールアドレス | 任意のメールアドレス |
設定が終わったら「変更を保存」をクリックします。
続いてスケジュールの設定をしていきます。
スケジュールタブを開いて、ジョブの開始方法とスケジューラーを下記のとおりに設定しましょう。
ジョブの開始方法 | WordPressのcron |
スケジューラー | 毎週に☑ 曜日と時間は任意でOK |
全ての設定が終わったら「変更を保存」をクリックします。
ちなみに②のスケジューラー設定では、曜日はいつでもOKですが、時間帯はサイトへのサクセスが少ない午前3時~5時を選択するとベストです!
バックアップ取得に負荷がかかると、サイト表示速度が遅くなりますからね汗
これでWordPressファイルのバックアップ設定は終了です!
続いてDropboxの設定をしていきましょう。
初めてDropboxのアカウントを取得する方は下記のページから新規登録をしていきます。
登録を済ませたら、WordPress管理画面に戻って「宛先:Dropboxタブ」>Dropboxのアプリ認証コードを取得をクリックします。
自動的に次のページに移動するので、登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインをクリックします。
登録したメールアドレス宛に6桁のコードが届きますので、入力しましょう。
コードが受領されると次のページが開きますので「許可」をクリックします。
すると、長い桁数のコードが表示されますので、コピーします。
コードをコピーしたら、WordPress管理画面に戻って「Dropboxのアプリへのアクセス」に先ほどのコードを貼り付けます。
ファイルを削除の数値を「2」に設定したら、変更を保存をクリックします。
下記の「認証済み!」のメッセージが表示されれば連携は無事に終了です!
これでWordPressファイルのバックアップ設定は完了しました。
続いてデータベースのバックアップ設定に移りましょう。
もう少しなので一緒にがんばりましょうね!
データベースファイルのバックアップ
データベースは毎日のバックアップスケジュールで設定を進めていきます。
こちらはWordPressファイルと異なってデータサイズが小さいので、毎日でもフォルダ容量を圧迫しないで済みますからね!
先ほどと同じく、一般タブを開いて下記の設定していきます。
もう一度ダッシュボードからBackWPup>新規ジョブを追加を選択します。
「一般タブ」を選択して、下記の項目を設定します。
このジョブの名前 | 任意の名前 例:データベース |
このジョブは… | データベースのバックアップのみに☑ ※他に☑が入っていたら外してください。 |
バックアップファイルの保存方法 | Dropboxにバックアップに☑ |
ログの送信先メールアドレス | 任意のメールアドレス |
すべて選択をしたら「変更を保存」をクリックします。
続いて「スケジュールタブ」に移って、下記の設定をしていきます。
ジョブの開始方法 | WordPressのcron |
スケジューラー | 毎日に☑ 曜日と時間は任意でOK |
先ほどと同じ理由で、時間は午前3時~5時の間がベストです。
すべて選択しましたら「変更を保存」をクリックします。
続いて「DBバックアップ」タブの設定をしていきます。
バックアップするテーブル | すべて |
バックアップファイルの圧縮 | GZip |
設定が終了しましたら「変更を保存」をクリックします。
最語にDropboxのタブの設定を進めます。
先ほどWordPressファイルで設定していても、もう一度データベースをバックアップする先として設定が必要なので、同じ手順で設定していきましょう!
まずはDropboxのアプリ認証コードを取得をクリックします。
自動的に下記の画面にジャンプするので、許可を選択します。
表示されたコードをコピーします。
WordPressの管理画面に戻って、Dropboxのアプリのアクセスへコードを貼り付けましょう。
ファイルを削除の数値は「30」と設定して、変更を保存をクリックします。
認証済みと表示されれば連携はOKです!
ここまでできればデータベースの自動バックアップ設定もすべて終了です。
お疲れさまでした!
手動バックアップの方法
今までの自動バックアップ設定が済んでいれば、すぐに手動バックアップをすることができます。
まずはダッシュボードのBackWPup>ジョブを選択します。
先ほど作成したジョブが表示されますので、「今すぐ実行」をクリックします。
上記のように「ジョブ完了」と表示されましたら、バックアップは成功です!
BackWpupプラグインが出てこない時の対処法
もしもプラグインの新規追加でBackWpupが出てこない場合は、zipファイルをアップロードする方法が使えます。
下記のページの「ダウンロード」をクリックしてzipファイルをダウンロードしましょう。
zipファイルがダウンロードできますので、このファイルをアップロードしていきます。
WordPress管理画面からプラグイン>プラグインのアップロード>ファイルを選択をクリックします。
先ほどダウンロードした「backwpup.~~.zip」ファイルを選択します。
今すぐインストールボタンを押して無事にインストールが完了すればOKです!
もしうまくインストールができない時には、もう一度サイトからzipファイルをダウンロードし直すとうまくいきます。
BackWpupのデータ復元方法
BackWpupは有料版ですと復元機能がついていますが、無料版は復元機能がないので手動で行う必要があります。
下記の動画で分かりやすく解説していますので、参考に復元していきましょう。
主な手順は5ステップです。
- バックアップファイルを配置するためにFTPアカウントを用意します。
- バックアップファイルをダウンロードする
- FTPでWordPressのルートディレクトリにバックアップファイルをアップロードする
- BackWPup を使用してバックアップを復元する
- 通常に動作するかどうかを確認します。
もしFTPを操作するのはハードルが高いと感じる方向けに、無料でバックアップの復元までボタン1つでできるプラグインを見つけました。
こちらの記事でご紹介していますので、WordPress初心者さんはぜひ使ってみてくださいね!
まとめ
WordPressプラグイン「BackWPup」を使ったバックアップの方法をご紹介しました。
無料版ですとデータ復元が機能がないのがネックですが、一度復元してみると思ったよりも簡単に復元できますのでご安心ください。
ぜひあなたにあったバックアッププラグインを見つけて、大切なブログを守っていきましょう!