- 仕事で「もっとフラットになりなさい」とアドバイスを受けた
- でもフラットに接するってどういう意味?
- ”感情の起伏がない関係”って言葉、なんか違和感がある..
「フラットに考えろ」「フラットになれ」って、仕事でよく言われますよね。
でも、その意味を調べてみると『常に平常心を保ち淡々としてる人』と出てきます。
ええ…そんな仏みたいな人になれってこと?なんか違和感があるな…
今回は『フラットな人』に違和感を感じるあなたに向けて、年商3,000万円の成功者の方々から学んだ1つの答えをお伝えします。
フラットな人の意味は?
「フラットな人」という言葉には4つの意味があります。
- 感情の起伏があまりないこと
- アクシデントやストレスに関係なく平常心を保つこと
- 淡々としている人
- 相手に関係なく人当たりのよい人
つまり、感情が揺れ動いてしまうような場面でも平常心を保てる冷静な人ということですね。
たしかに冷静になることはビジネスでもプライベートでも大切です。
突然地震が起きたりケガをした時に必要なのは、冷静になって対処することなので!
でも…でも、ですよ?
私はこの”フラットの言葉の意味”を見た時に違和感を感じました。
フラットな人に本当になりたい?
感情の起伏がなく冷静な人、人当たりのよい人。
「本当にそんな人になりたいのかな?」と思ったからです。
それは感情をころしすぎて何も感じなくなった経験と、人当たりがいい”ただのいい人”になった経験があるからでしょう。
感情の起伏って、人間なら誰でもあって当たり前のもの。
嫌なことがあれば落ち込みますし、失礼なことを言われたら怒ります。
嬉しいことがあったら喜ぶんです。
しかも女性なら月の半分以上は体調も悪くなりがちなので、なおさらですよね…!
だから、私は感情の起伏はあって当然だと思います。
自分の感情とどう向き合ってコントロールするかの問題です。
血の通った人でいることの方が数万倍大事
それに、血の通った人の方がずっと魅力的だと思っています。
血の通った人というのは、『温かい人』『人間味のある人』のことです。
私は日頃から、「ゆくゆくはブログコンサルもやりたい!」という生徒さんには
人が残るブログコンサルにしたいなら、血の通った人でいること。
と教えています。
私が「血の通った人であれ」と教える理由
ここからは、私が生徒さんに「血の通った人であれ」と教えている理由をお伝えしますね!
その① 真の成功は人が残るビジネスを育てること
理由の1つ目は、人が残るビジネスを持っている人こそ真の成功者だからです。
会社員や公務員の間では年収1,000万円と聞くと「すげーっ!!」と憧れるものですが、
起業の世界に入ってみると、年商1,000万円~3,000万円を稼いでる個人事業主さんは意外と多いものです。
ご縁があって、私も実際に会ったり、ビジネスを教えてもらったので間違いないです。
もちろん、皆さん例外なく血のにじむような努力をしてきた結果ですが!
成功者と言われる彼らの中でも、人の残るビジネスをしているか否かで幸福度が大きく変わってきます。
人が残るというのは、リピーターさんがいるかどうかです。
例えば、ブログコンサルタントを見ていても、
- 新規申込みばかりでリピーターはほぼ0人
- 新規申込みもいるけどリピーターも多い
この2パターンに分かれています。
コンサルの経験はなくても、アルバイトでも会社員でも、後輩を指導する立場になる機会がありますよね!
あなたが指導した後輩が、あなたが異動したあともずっと自分の背中を目指してくれて。
「これは外せない!」という一世一代の勝負の時に、あなたが贈った言葉をお守りにしてくれて。
あなたがその職場を後にしても定期的に飲みに誘ってくれる。
そのくらい慕ってくれる後輩がいたら、どうでしょうか?
それはもう泣くほど嬉しいですよね…!!!
ビジネスも同じです。
こうしてあなたを慕って、あなたの傍に残ってくれる人が多い方が、圧倒的に幸福度が高いんですよね!
じゃあ、傍に人が残ってくれる人と誰も残らない人の間にはどんな違いがあるでしょうか?
これこそが、私が「血の通った人であれ」と教えている理由の2つ目の理由です。
その② 熱がある言葉は見抜かれる
傍に人が残ってくれる人は、言葉に熱意があるかどうかで決まります。
つまり目の前の相手を本気で思って全力でぶつかっているのかどうかです。
私が思う『相手を本気で思って全力でぶつかる』というのは、松岡修造さんみたいに「もっと熱くなれよ!!」って言うわけじゃなくて。
あ、松岡修造さんは大好きです。日めくりカレンダー買いました。
でもそれだけじゃなくて、
相手にどれだけ時間を使っているか?
これが全てだと思っています。
もう少し具体的に言うなら、
- 相手の理想としている姿を聞く
- 本当はなにで悩んでいるのかを深掘りする
- そのうえで解決に向けたアドバイスをする
このためには、目の前にいる相手の話を聞く時間が必要ですよね。
だって、特にブログコンサルの役目は、生徒さんをただブログで稼がせるだけじゃないです。
そんなものは出来て当たり前です。
そうじゃなくて、ブログで稼いだ先に待っている『生徒さんが本当に叶えたかった未来』を実現するために導くことなんですよね。
だから、目の前の生徒さんが何を目指したいのか、本当は何で困っているのかをしっかり聞きたいと思っています。
他には困ってることありますか?
○○さんがなんでも叶えられるなら、何がしたいですか?
ここまで聞いて始めて、生徒さんは「すっごく初歩的なことですが…」「実は…」と本音を話してくれます。
なんで時間をかけてここまで聞くのかというと、私もやってもらったことだから。
本当はずっと悩んでて、誰かにズバッと言ってほしかった言葉をぶつけてくれる人がいた。
だから、私は29年間ず~っと付き纏っていた
失敗が怖くて挑戦できないクソ真面目ちゃん
という壁を突き抜けられたんです。
これが出来るのはフラットな人じゃなくて、『血の通った人』だけなんです。
感情の起伏もなく、フラットに接する人は強いのかもしれません。
でも、そこから相手の心を動かせるほど熱意のある言葉は生まれるでしょうか?
私はそういう人の言葉を受けた時、一時的に前向きにはなれても、本当に超えなきゃいけない弱さは克服できませんでした。
結論:情熱があるから人が残るビジネスに育つ
情熱があるから、人が残るビジネスに育つ。
『フラットな人』の意味を知って違和感を感じたあなたは、間違えてないというのが私の結論です。
成功するだけならいいと思いますが、大切なのは自分が成功したあとにどんな未来を歩きたいか、ですよね!
もし人が残るビジネスがしたいなら、フラットな人よりも血の通った人になることをオススメします。