・外注ライターさんにブログ運営を任せたい！
・でも、通常の設定だとすべての画像が見えてしまう…
・自分がアップロードしたメディアだけを表示させる方法はないのかな？
ブログの運営を外注ライターさんに任せるようになると、こんな悩みが出てきますよね。
自分がアップした画像を外注ライターさんに見られたくない、という方もいるはずです。
ゆいきゃんご安心ください！メディアに表示させる画像に制限をかける方法があるんですよ♪
今回はWordPress上で自分がアップロードした画像・メディアだけを表示させる方法を、画像つきで分かりやすくご紹介します！
一緒に設定を進めて、安心して外注ライターさんにブログをお任せできる環境を作っていきましょう(^^)
【WordPress】デフォルト設定だと画像が全て表示されてしまう！
WordPressではユーザーの権限を設定することができますが、デフォルトのままだとアップロードした画像が全員に表示されてしまいます。
画像のアップロードができる権限（権限：投稿者）を付与した、外注ライターさん用のアカウントでログインして試してみます。
このように、メディアライブラリを開くと、私や他のユーザーがアップロードした画像も全て表示されていることが分かりますね！
ただ、他のユーザーがアップロードした画像は編集や削除はできないように制限がかかっていました。
本来なら表示される「画像を編集」「さらに画像を編集」「完全に削除する」の3つのボタンが非表示になっていますね。
ですが、このままだと外注ライターさんには見られたくない画像まで表示されることになります。
それだとちょっと困る場面も出てきますよね。
ゆいきゃん私だったら、メルマガ登録者限定で公開中の記事の画像は見られたくないですね…！
ブロガー仲間非公開記事の画像も見られたくないなぁ。
なにかいい方法はないか調べていくと、自分がアップロードした画像だけを表示させる方法があることが分かりました！
【WordPress】運営者は外注ライターがアップした画像・メディアの管理はできるの？
自分がアップロードした画像だけを表示させる方法は、投稿者・寄稿者（カスタムで画像アップロードができるようにした場合）の設定を変更するものです。
もう少し具体的にご紹介すると…
| 権限 | 変更前 | 変更後 |
|---|---|---|
| 管理者 | すべてのユーザーがアップロードした画像の閲覧と編集 | すべてのユーザーがアップロードした画像の閲覧と編集 |
| 編集者 | すべてのユーザーがアップロードした画像の閲覧と編集 | すべてのユーザーがアップロードした画像の閲覧と編集 |
| 投稿者 | すべてのユーザーがアップロードした画像の閲覧と編集 | 自分がアップロードした画像の閲覧と編集 |
| 寄稿者 ※カスタムで画像アップロードを許可した場合 | すべてのユーザーがアップロードした画像の閲覧と編集 | 自分がアップロードした画像の閲覧と編集 |
外注ライターさんに権限を付与する時には、「投稿者」か「寄稿者（カスタムで画像アップロードを許可したもの）」を付与する場合が多いので、この時に役立つ方法ということですね！
デフォルト設定だと寄稿者権限では画像のアップロードが出来ないように制限されています。
「寄稿者」の権限のまま画像のアップロードができるようにしたい場合の対処法が知りたい方は、
次の記事にまとめているので合わせてご覧いただくと分かりやすいです↓
【WordPress】自分がアップロードした画像・メディアだけを表示させる方法｜画像つき
それでは、自分がアップロードした画像だけを表示させる方法を画像付きで詳しくご紹介します。
一緒に１つずつ設定を進めていきましょう！
手順①バックアップを取得する
今回はコードを編集していくので、１文字でも入力を失敗をすると画面が真っ白になります。
管理画面にもログインできなくなりますので、必ずバックアップを取得しておきましょう。
私が過去にいろいろな失敗を重ねて試した中で、一番安全だった方法をご紹介していきますね！
手順②WordPressのコード編集画面を2つ開く
コード編集をしていくので、もしミスをした時にもすぐに元の画面に戻せるように、コード編集画面を２つ開いていきましょう。
まずは、WordPressの管理画面（ダッシュボード）にログインします。
ログインしましたら、「外観」 ＞ 「テーマファイルエディター」を編集をクリックします。
注意書きのポップが表示されますので、「理解しました」をクリックしましょう。
一度「理解しました」ボタンを押すと、その後はこの注意書きポップは表示されなくなります。
もしこのポップが表示されない場合は、過去に「理解しました」ボタンを押している場合ですのでご安心ください。
注意書きポップを閉じると、次の画面が表示されます。
デフォルトではスタイルシート（style.css）が開いているので、「テーマのための関数（functions.php）」をクリックします。
このコードを編集するので、編集後にエラーになっても元に戻せるように２つのウィンドウで開いていきます。
※Windowsの場合は、下の画像のようにコピーするタブを右クリックして「タブを複製」をクリックしましょう。
複製したタブを新しいウィンドウに移動させます。
この２つのウィンドウを開いた状態で編集をしていきましょう！
こうすることで、コードの編集をミスしてエラーが発生しても、すぐに元に戻すことができます。
右側の画面でコード編集を進めて、エラーが起きてしまったら、すかさず左側（元のコード）の「ファイルを更新」ボタンを押す、ということですね！
私も一度、コード編集で１文字だけ間違えてエラーになった時に、この方法ですぐに元のコードを保存しなおしたところ、
管理画面にログインできなくなるという悲しい事態を防ぐことができました。
手順③「function.php」コードを追記して保存する
いよいよコード編集に移ります。
「function.php」に、次のコードをコピーして貼り付けましょう↓
function display_only_self_uploaded_medias( $query ) {
if ( $user = wp_get_current_user() ) {
$query['author'] = $user->ID;
}
return $query;
}
add_action( 'ajax_query_attachments_args', 'display_only_self_uploaded_medias' );貼り付ける場所は「/* 子テーマのfunctions.phpは…注意してください。 */」のすぐ下です。
あとで見た時にどこコードを追加したのかが分かるように、１行改行をしてから貼り付けるとよいですよ！
追加したら「ファイルを更新」ボタンをクリックします。
「ファイルの編集に成功しました。」というメッセージが表示されればOKです！
これで設定は終了です！
最後に、権限が付与できたかを確認してみましょう。
外注ライターさん用のアカウントでログインをして、他のユーザーがアップロードした画像が表示されなければOKです！
お疲れ様でした(^^)
【補足】エラーになってしまった場合は・・・
エラーの場合は次の画面が表示されますので、すかさず左側（元のコード）の「ファイルを更新」ボタンを押しましょう。
もしこの方法で元に戻らない場合は、Xサーバーから対応すれば大丈夫です。
また別の記事にまとめてご紹介しますね！
まとめ
最後にもう一度手順をまとめますね！
- バックアップを取得する
- コード編集画面を２つ並べて開く
- functions.phpコードを追加する
コードを編集する時にはドキドキしますが、冷静にコードを貼り付けて更新すれば大丈夫です(^^)
もしエラーになってしまっても、対策はあるので安心してくださいね！
