・もう1つサイトを作りたいな!
・でも、ドメインはもう持ってるし・・・
・サブのドメインとしてサイトを作りたいな。
そう思っている方も多いと思います。
今回はサブドメインについて、Xserverで設定する方法をご紹介します。
一緒に設定を進めて、もう1つのサイトを立ち上げていきましょう!
Xserverでサブドメインを無料で作る手順を解説
それでは早速、Xserverでサブドメイン設定を進めていきましょう。
①サブドメインの元になるメインドメインを選択する
まずはXserverのサーバーパネルにログインをして、「ドメイン」>「サブドメイン設定」をクリックします。
サブドメインを作成したいドメインを選び、「選択する」をクリックします。
Xserverを契約すると付与される初期ドメイン(~~.xserv.jp)にはサブドメインを設定できないのでご注意ください。
サブドメイン設定の画面が開くので、「サブドメイン設定追加」のタブをクリックします。
下記を入力していきましょう。
- サブドメイン名:任意のドメイン名を入力
- 無料独自SSLを利用する:☑をいれる
ここまで入力したら「確認画面へ進む」をクリックします。
ドキュメントルートって何?
→ファイルを保存する場所の指定です。「サブドメイン名」か「①で入力した任意のドメイン名のみ」か、どちらかを選択できます。
どちらを選んでも特に影響はありませんので、ここではデフォルトのままでOKです。
もう一度、確認画面が開きます。
入力内容に間違いがなければ「追加する」をクリックします。
30秒~1分ほど読み込み中状態になります。
画面の裏でシステムが動いているので、少し時間がかかるのですね…!
その後、「サブドメイン設定の追加が完了しました。」とメッセージが表示されます。
「戻る」ボタンを押して元の画面に戻りましょう。
元の画面に戻ると、今追加したサブドメイン名の隣に「反映待ち」と表示されています。
サーバーに設定が反映されると、「反映待ち」の表示が消えます。
表示が消えてから、WordPressのインストールという次の操作が出来るようになります。
表示が消えるまでには1時間ほどかかるので、しばらく待ちましょう。
一息つくのもいいですね(^^)
1時間ほど経ってから、ページの再読み込みをしていきます。
もしエラーメッセージが出てしまう場合は、次の方法を試してください。
①「サブドメイン設定追加」タブをクリックする
②「サブドメイン設定一覧」タブをクリックする
この画面になれば、サブドメインのサーバーへの反映が終了しています。
次の「WordPressのインストール」に進んでいきましょう!
②サブドメインにWordPressをインストールする
サブドメインにもWordPressをインストールする必要があります。
1つずつ順番に進めていきましょう!
まずはXserverのサーバーパネルにログインをして、「WordPress」>「WordPress簡単インストール」をクリックします。
先程サブドメインを作ったもととなった「メインドメイン」を選択します。
「WordPressインストール」タブをクリックします。
認定対象ドメインとサイトURLは、それぞれプルタブから下記を選択します。
- 認定対象ドメイン:メインドメイン
- サイトURL:サブドメイン
サイトURLを選ぶ時には、誤ってメインドメインを選択しないように注意しましょう!
WordPressが初期設定に上書きされて、メインドメインのサイトが白紙に戻ってしまいます。
最後にブログ名・ユーザー名・パスワード・メールアドレスを設定していきましょう!
サイトURL | 設定したサブドメインになっているかチェック! 後ろのボックスは空白でOKです。 |
ブログ名 | 後から変更出来ます。 ドメインにちなんだブログ名にすることがオススメです。 |
ユーザー名 | WordPress管理画面ログイン用ユーザー名 |
パスワード | WordPress管理画面ログイン用パスワード |
メールアドレス | お知らせメールが届きます。 メインアドレスとは別の”ブログ用アドレス”を設定するとメール整理がしやすいです。 |
キャッシュ自動削除は「ON」、データベースは「自動でデータベースを生成する」のままでOKです。
すべて入力しましたら、「確認画面へ進む」をクリックします。
確認画面が表示されますので、サイトURLがサブドメインになっているかをもう一度チェックします。
ブログ名やユーザー名、パスワードもチェックして、間違いがなければ「インストールする」をクリックします。
「インストールを行うと、インストール先ディレクトリ内の「index.html」が削除されます。ご注意ください」とメッセージが表示されているけど、無視していいの?
→大丈夫です(^^)
「index.html」は、Xserverが用意している”ホームページがアップロードされるまでの仮ページのファイル”のこと。
このファイルを残しておくと、WordPressをインストールしてホームページをアップロードしても、
「このウェブスペースへは、まだホームページがアップロードされていません。」という画面に飛び続けてしまいます。
「index.html」は後々削除するファイルなので、今回の注意メッセージは無視して「インストールする」をクリックしてOKです!
「WordPressのインストールが完了しました」のメッセージが表示されればOKです!
WordPress管理画面のURL・ID・パスワードは、あとからWordPress>WordPress簡単インストール>ドメイン選択画面から確認することができます。
最後にサブドメインのWordPress管理画面にログインができるか確認します。
③サブドメインのWordPress管理画面にアクセスできるか確認する
まずは、「https://あなたのサブドメイン/wp-admin」をURL欄に入力してアクセスします。
管理画面URLの先頭の「http://」を「https://」に直して入力する形ですね。
Q:どうして「https://」でもログインできるの?
A:サブドメインの追加設定の時に無料独自SSL化をしているので、「https://~~~」でもログインすることができるんです!
「http://」でアクセスしてもよいのですが、「保護されていない通信」の中で大切なサイトの管理画面を操作をすることになります。
▼http://でアクセスした場合▼
▼https://でアクセスした場合▼
セキュリティ上も心配ですので、暗号化されて通信が保護されている状態(=https://)で操作を進めることをオススメします!
管理画面を開いて、IDとパスワードを使ってログインができればOKです!
「無効なURLです」とエラー画面が表示されることがあります。
こちらは設定をしたばかりでWordPressがまだ反映されていない時に表示される画面ですので、時間が解決してくれます。
10分~20分ほど時間を置いてから、もう一度アクセスをすればOKです(^^)
いつでもWordPress管理画面にアクセスできるように、ブックマークをしておきましょう。
これでサブドメインを作るための設定は終了です。
WordPressの初期設定を進めていきましょう!
【補足】Xserverでサブドメイン設定をする時は、コードを編集しないとサブディレクトリになるの?
結論から言いますと、WordPressをインストールすればコード編集は不要です!
先日、コンサル生さんからご質問をいただきました。
Xserverのサブドメイン設定を調べていた時に、コード編集をしないとサブディレクトリになるという情報を見た気がするんです。
どういう意味なのでしょうか…?(> <)
Xserverでサブドメインを作る時に、ドキュメントルートという項目がありました。
手順①の『サブドメインの元になるメインドメインを選択する』で出てきましたね↓
このドキュメントルート、つまりサブドメインのファイルが保存されている場所は、
メインのドメイン>public_html>サブドメイン
こちらの場所になっています。
実は、このファイルの配置がサブディレクトリと同じ構造になっているんです。
つまり、このままだとサブドメインURLでも、サブディレクトリURLでも、どちらのURLでもアクセスができてしまう状況になっています。
私の作ったサブドメイン『https://test.be-yourself117.com』を例にあげると…
・サブドメイン:https://test.be-yourself117.com
・サブディレクトリ:https://be-yourself117.com/test
この両方でアクセスができてしまう、ということですね!
ですが、WordPressをインストールすることで、サブディレクトリにはアクセスができないように自動的に調整されます。
▼WordPressをインストールした後のアクセス画面▼
今回ご紹介した手順では、『②サブドメインにWordPressをインストールする』で、サブドメインにWordPressをインストール済です。
なので、自動的にサブディレクトリURLでアクセスできないように調整されているのでご安心くださいね♪
質問くださった方、ありがとうございます♪
まとめ
サブドメインの設定はうまく出来たでしょうか?
サブドメインの新規追加でサーバー設定を待つ手順を除けば、思っていたよりもサクサクと進めたかと思います。
1つのドメインから複数のサイトが作れるのは便利ですよね!
ぜひサブドメインを使いこなして、快適なブログライフをお過ごしください。