WordPressをインストールしたら、記事を書く前にやっておく設定があります。
せっかく記事書いたのに1から設定をし直したり、後から設定を変えてサイトが真っ白になったら悲しいですよね。
記事を書く前にやるべき『WordPressの6つの初期設定』をご紹介しますので、ひとつずつ終わらせていきましょう。
WordPressの7つの初期設定とは?
まずは、WordPressをインストールしたら記事を投稿する前にやるべき7つの初期設定を難易度と合わせてご紹介します。
やること | 難易度 |
---|---|
①一般項目の設定 (サイトタイトル・キャッチフレーズ・URL・メールアドレス) | ★★☆☆☆ URLに間違いがないかのチェックに集中が必要です。 サイト名・キャッチフレーズを考えるのに少し頭を使います。 |
②パーマリンク設定 | ★☆☆☆☆ |
③コメント欄の削除 | ★☆☆☆☆ |
④「検索エンジンでの表示」の設定 | ★☆☆☆☆ |
⑤Google AnalyticsとWordPressの紐づけ | ★★★★★ |
⑥Google Search ConsoleとWordPressの紐づけ | ★★★★★ |
⑤と⑥は、ブログ初心者にとって慣れない作業の連続なので、他の設定と比べると手間取ります。
最初は省エネモードでサクサク進めて、後半に向けて頑張るイメージで進めていきましょう!
①一般項目の設定
まずは、WordPressの管理画面にログインしましょう。
ダッシュボード>設定>一般をクリックします。
「一般設定」画面が開きますので、赤枠で示した①~④を修正します。
サイトタイトル | WordPress簡単インストール時に入力したタイトルが反映されています。 いつでも変更可能です。 ただし、月収10万円を超えてからはSEO評価にも関わるので変更しないほうがよいです。 |
キャッチフレーズ | サイトに関するキャッチフレーズを入力します。 例:ダイビング歴10年目のプロがダイビングスポットをオススメします。 |
WordPressアドレス(URL) | 「http://~~」になっている場合は、手入力で「https://~~」に修正します。 既に「https://」になっていれば修正不要です。 |
サイトアドレス(URL) | 「http:~~」になっている場合は、手入力で「https://~~」に修正します。 既に「https://」になっていれば修正不要です。 |
管理者メールアドレス | ビジネス用のメールアドレスを設定します。 お知らせやサイトにリンクエラーが生じている時などにメールが届きます。 |
サイトタイトルとキャッチフレーズはいつでも変更ができます。
まずは他の設定を終わらせてから、あとでもう一度考えて修正してもOKです。
間違えやすいWordPressアドレス・サイトアドレスの修正方法は少し丁寧に解説しますね!
WordPressアドレス・サイトアドレスの修正方法
まずは、WordPressアドレス、サイトアドレスの両方が「http://」になっている状態です。
WordPressアドレス、サイトアドレスの両方を、「http://」から「https://」に修正します。
これでOKです!
実は、私は最初のサイトを開設した時に、WordPressアドレスをたった1文字間違えたばかりにサイトが真っ白になりました。
ただ、まだ記事を入れる前の初期段階なら大丈夫です!
Xserver上でWordPressを一度消して、もう一度インストールし直すことで解決できますよ(^^)
ですが、手に汗を握って「ヒヤッ!」としたのは間違いないです。
アドレスの修正ミスがないか、最後にチェックするようにしましょう!
他の①~④を確認して、入力が完了したら、最後に「変更を保存」をクリックしましょう。
「変更を保存」をクリックすると、一度WordPress管理画面のログイン画面に戻ります。
もう一度「ユーザー名またはメールアドレス」と「パスワード」を入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
ログインすると、「一般設定」の画面が表示されます。
「設定を保存しました」のメッセージが表示されればOKです!
もしメッセージが表示されなくても、変更が反映されていればOKですよ。
次のパーマリンクの設定に進みましょう!
②パーマリンク設定
SEO対策も考えたパーマリンク設定をご紹介します。
まずは、WorePressのダッシュボード>設定>パーマリンクを開きます。
パーマリンク構造の「投稿名」の左にある◯をクリックします。
続いて、「変更を保存」をクリックします。
「パーマリンク構造を更新しました。」というメッセージが表示されればOKです!
パーマリンクは一度設定したら絶対に変更しないでください。
※まだ1記事も投稿していない段階なら、修正しても影響はないのでOKです。
記事を投稿してからパーマリンクを「日付と投稿名」や「月と投稿名」など他のものに変更してしまうと、3つの大きな影響を受けることになります。
- 内部リンク、ユーザーの被リンクが無効になる
- 検索エンジンの評価が下がってしまう
- ページが404エラーで表示されなくなる
少し長くなってしまうので、詳しく気になる方は記事で解説をご覧ください。
③コメント欄の非表示
コメント欄の設置は任意ですが、コメントへの対応のコスパを考えると設置はしないことをオススメしています。
それではコメント欄の削除手順をご紹介します!
まずは、設定>ディスカッションを開きましょう。
ディスカッション画面が開くので、「新しいコメントを許可する」のチェックを外します。
左下の「変更を保存」ボタンをクリックします。
「設定を保存しました」のメッセージが表示されればOKです!
【補足】どうしてコメント欄を非表示にするの?
コメントの承認や削除の手間を考えると、最初から非表示にしたほうが効率がよいからです。
ブログは大衆向けのメディアなので、ブログが上位表示すればするほど、悪意のあるコメントも増えていくものです。
こればかりは、どれだけ質のいい記事を書いてクリーンなサイト運営をしていても避けられないものです。
どれだけ素敵なアーティストにも、一定数のアンチはいるもんね…(> <)
そして、悪意のあるコメントの中には、”スパムコメント”も含まれます。
スパムコメントとは?
→ブログとは全く関係ない、宣伝や広告などのコメントです。
一度放置すると、毎日のように大量のコメントが書き込まれる傾向があります。
このコメントを放置するとSEOにも悪影響なので、検索結果の順位が下がる可能性があるんです…!
コメント欄が無くてもSEO的に大きな影響があるわけではないので、
運営者側で1つずつコメントを見て承認や削除の対応をする手間を考えると最初から設置しない方がよいと思います。
読者さんからのメッセージは、あとで設置をする「お問合せフォーム」に送られるのでのでご安心ください(^^)
④「検索エンジンでの表示」の設定
こちらは該当部分にチェックがついていないことを確認するだけでOKです。
まずは、設定>表示設定を開きます。
「検索エンジンでの表示」の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックがついていないことを確認します。
もしチェックが入っていた場合は、チェックを外してから「変更を保存」をクリックしましょう。
⑤Google AnalyticsとWordPressの紐づけ
Google Analytics(アナリティクス)は、Googleさんが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
Google Analyticsに登録しておくことで、ブログのアクセスを増やすために必要な情報を幅広く分析することができますよ!
ブログの滞在時間やサイト訪問者の年齢層など、幅広く分析することが出来る便利なツールです!
データを積むことで様々な分析が出来るので、この段階で設定をしておきましょう!
Google Analyticsを設定することで、読者があなたのサイトにたどり着いた後の動きや情報を分析することが出来ます。
次のステップで紹介する「Google Search Console」との違いに悩む方も多いので、ざっくりとまとめておくと・・・
読者があなたのサイトに辿り着くまで | Google Search Consoleで分析 |
あなたのサイトに辿り着いてからの行動 | Google Analyticsで分析 |
このように、分析できる内容が主に違ってきます。
Google Analyticsの設定方法は少し長くなりますので、別の記事にまとめました!(見にくくてすみません…)
手順解説サイト:【2022最新】GoogleアナリティクスとWordPressの紐づけは簡単!画像付きで詳しく解説
⑥Google Search ConsoleWordPressの紐づけ
Google Search Console(通称:サチコ)も、Googleさんが無料で提供している、投稿した記事をインデックス(検索結果に表示させる)ための必須ツールです。
Google Search Consoleは、
・サイトのエラーや外部リンクの確認
・サイトの内部リンクを確認することができる
・どんなキーワードで検索されてこの記事にたどり着いたのか分かる
など、読者さんがあなたのサイトに流入するまでの細かい情報を分析することが出来ます。
Google Search Consoleの設定方法は少し長くなりますので、以下の記事に別でまとめています!
主な手順は、①Google Search Consoleの2つのプロパティの設定、②Google Search ConsoleとGoogleアナリティクスの連携の2つです!
手順解説サイト:【2022年最新】Google Search Consoleの登録とWordPressの紐づけ方法を画像付きで解説!
初期設定お疲れさまでした!